【連載:起こせ!新潟旋風 NGT48いざ全国(1)】今年6月の「第9回AKB48選抜総選挙」で、大躍進した新潟県を拠点に活動する「NGT48」の連載「起こせ! 新潟旋風 NGT48いざ全国」がスタート! 記念すべき第1回は、5位にランクインし、グループ躍進の象徴となった荻野由佳(18)が登場。12月発売のセカンドシングルで初センターを務める荻野が見据える先は——。

 総選挙の反響は大きくて、48グループのファンじゃない方でも、私の存在を知ってくださる方も増えてうれしいです。 (総選挙で速報1位、最終5位の理由は)私もなんでだろうとは思うんですよ(苦笑い)。でも、一番心掛けてやってきたことは、とにかく「ここは負けない」というものを作ろうと。ファンの皆さんとの距離の近さは、一番でいたいというのは常にあった。例えば、握手会では「こっちだよ〜!」と自分のレーンを派手に装飾して目立たせたり。いつも来てくださる方はもちろん、新しい方も来てもらおうと思って、いろんなことをしました。

 AKB48に13期オーディションから落ち続けて、バイトAKBをしたり、ようやくAKBドラフトでNGT48に指名されて入って。“苦労人”と言われるんですけど、実はそんなに苦労したと思ってなくて。本当に自分の好きなことに向かって楽しくやっていたんです。

 ただ、「家族のために頑張ろう」という気持ちはありました。お父さんが最初は(アイドルを目指すことを)すごく反対してて。お母さんは応援してましたけど、オーディションを受け続けていたのはそんなお父さんを見返してやりたいって。でも、最終的にお父さんが一番応援して、理解者にもなってくれてます。

 13期オーディションの時に「1回だけだよ」と言われたけど、落ちてめっちゃ悔しくて。お父さんの前で暴れるぐらい泣いて「次も受けさせて!」とお願いしたら「次がラストだからな」って。

 次の14期オーディションで、お父さんも付き添ってくれて。その時から応援してくれるようになった。ダンスを習ってて芸能界に興味はあったけど、当時はアイドルらしくなくて、服装もズボンばかりで虫捕りに行ったり男っぽかった子でした。そんな時に「ヘビーローテーション」のMVで、大島優子さんを見て。すごく笑顔で、キラキラしてて。オーディション不合格が続いて苦しかった時期。笑顔を見てたら頑張ろうって思えたし、大島優子さんを目指そうと思った。アイドルを目指した一つのきっかけにもなりました。私みたいに悩んでる方の太陽みたいな存在になれたらなって。

 NGTは地元密着で新潟で活動していることが多い。街では若い子が声をかけてくれることが多いけど、この前はおじいちゃん、おばあちゃん夫婦が声をかけてくださって。「新潟のために頑張って! よろしくね」と言っていただけてうれしかったです。老若男女問わず、NGTを愛していただけてるんだなって実感できて。幸せだなと涙が出ました。

(12月発売の)NGTセカンドシングルでセンターに選ばれました。メンバーみんなが「一緒に頑張ろうね」って声をかけてくれたのもあるけど、私はプレッシャーよりもどんな曲になるんだろうっていうワクワク感の方が強い。総選挙でNGTはたくさんランクインして勢いを感じますし、いろんな方に応援していただけている。だからこそ、今の環境を当たり前だと思うグループにはなりたくない。普通すぎるかもしれないけど、一番大事なことだと思います。

☆おぎの・ゆか=1999年2月16日生まれ、埼玉県出身。血液型=A。ニックネームは「おぎゆか」「ゆか」。特技は開脚しながらの変顔。趣味はダンス、カラオケ。2015年5月「第2回AKB48グループドラフト会議」でNGTに2巡目で指名され、加入。現在、チームNIIIの副キャプテンを務める。