【連載:AKB初の広域グループ STU48いざ出航!(最終回)】今年3月にAKB48グループ国内6組目として瀬戸内海7県を拠点に始動した「STU48」。連載最終回に登場するのは、STU48劇場支配人を務める山本学氏(37)。無限の可能性を秘めたメンバー、グループを大いに語ってもらった。

 メンバーは素朴な子が多いという印象を持ちました。アイドルとして洗練された部分はまだないかもしれないけど、ポテンシャルの高い子は多いですね。
 今回、連載で取り上げていただいたメンバーでいえば、センターの瀧野由美子は僕が思ってた以上にポテンシャルがあると思います。最初の印象は身長が高くてスタイルもいい19歳という年齢から、キレイなお姉さんかなと思っていた。でも、それだけじゃなくキャラも立っているんですよね。今はちょっと天然な部分とか見られがちだけど、真面目で引っ張る部分もあったりして。

 薮下楓は大阪出身でかわいらしい大阪弁が特徴。瀬戸内の方からも愛されるキャラになるんじゃないですかね。岩田陽菜は(AKB48の)渡辺麻友さんのようにアイドルとして、しっかりしているのかなと感じています。

 市岡愛弓はおとなしく見られますけど、しゃべってみると、面白くて。平然とこなしているところもあって、度胸があるんじゃないかな。

 磯貝花音はビジュアルがいいし、バラエティー向きの天真らんまんな感じがする。運動も得意なので、劇場公演が始まったら、目立つんじゃないかな。土路生優里はもともとアイドルが大好き。AKB48グループを何度も受けてきたこともあって、アイドルに対する研究はしているんだろうな、と。

 キャプテンの岡田奈々はすごいですね…。真面目な子とは聞いていたんですけど、とにかく熱い子。すごくヤル気を持ってくれている。毎日会えるわけではないですけど、メンバーともよく連絡を取り合っているみたい。すでに僕がやることないんじゃないかと思うぐらい助かっています。

 まだ具体的に決まってはいませんが、注目の船上劇場ですからね。他の劇場でできないことをやりたいなとは思います。瀬戸内7県の人口を合わせると、1500万人いて、東京に負けないぐらいの人数的なパイはある。地域創生の点からもSTU48が瀬戸内エリアをどうやって盛り上げる一役を担えるか…。

 例えば、広島カープさんはすごく経済効果を生んでいる。セ・リーグ優勝が決まる前の土、日は広島駅は交通規制がかかるぐらい。街中を歩いていても、ユニホームを着て歩いている姿を見ますし、日常的にファッションの一部にもなっていることはすごいこと。STU48が広島戦でパフォーマンスやCCダンスをやらせていただいたことがあるんですけど、それから「STUの子だ」と言われるようにもなりました。

 瀬戸内には人気もあって、パフォーマンスもしっかりしている地域のアイドルさんも多いし、いろんなイベントに出られている。もちろん、ケンカを売るつもりはなく、地域創生できるように、一緒に盛り上げていきたいと思っています。

☆やまもと・まなぶ=1979年12月26日生まれ、愛媛県出身。2006年に上京後、AKS入社。AKB48チームB担当のマネジャーに就任。12年、SNH48のアドバイザー(顧問)として活動。今年3月21日、HKT48の指原莉乃(24)とともに、STU48劇場支配人への就任が発表される。