【阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=10日、阪神芝外1600メートル)血統調査】今年の2歳戦はディープインパクトの勢いがすさまじい。東スポ杯2歳Sなど3戦3勝のワグネリアンを筆頭にここまで42頭が勝ち上がり、通算47勝。すでに獲得賞金は5億円を上回り、2位ロードカナロアに2億円の差をつけて独走状態だ。

 海外に目を向ければ、レーシングポストトロフィーSで日本産馬として初の英国GI勝利を飾ったサクソンウォリアーがいる。こちらには欧州クラシック制覇の期待がかかる。

 その勢いを物語るように阪神JFにも5頭がエントリー。注目は新馬赤松賞を連勝したマウレアだ。血統的にも13年の桜花賞馬アユサンの全妹と魅力十分だ。母バイザキャットは米1勝。アユサン以外はパッとせず一発屋の疑いも生じたが、マウレアの登場でどうやらそれも晴れそうだ。
 祖母バイザファームは米GIトップフライトHなど重賞5勝を挙げたほか、タフに重賞戦線で上位を争った名牝。産駒には米GIIIベンアリSを勝ったストームブローカーがいる。

 ディープインパクト×ストームキャット牝馬の組み合わせからはアユサンをはじめ、キズナ(日本ダービー)、エイシンヒカリ(香港カップ、イスパーン賞)、ラキシス(エリザベス女王杯)、リアルスティール(ドバイターフ)、サトノアラジン(安田記念)と6頭ものGI馬が出る黄金配合。

 今回は初の阪神コースとなるマウレアだが、全姉が同舞台の桜花賞を制したアユサンなら問題ないだろう。