ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(31)が12日の楽天戦(ペイペイドーム)で、名球会投手もあぜんの驚がく弾を放った。初回の第1打席、低めの真っすぐを左中間席へ痛烈な弾道の8号先制ソロ。これには通算224勝の工藤公康監督も「フェンス直撃かと思ったら本塁打。さすが柳田。すばらしいパワー」と脱帽だった。

 敵じゃなくて良かったとばかりに、指揮官は大砲の好調ぶりを解説。8本中7本が中堅から左翼方向への本塁打であることに着目し「本塁打を打てる幅が広いというところがあるんじゃないかな。失投を逃さないのがいい打者だが、今日の球は低めの球。それをあそこまで飛距離が出るというのは、野球界でもそういない。それも逆方向にあれだけ打てるのは柳田だけ」と目を細めた。

 首位を快走していた楽天に3連勝し、チームは勝率5割復帰。本拠地での楽天6連戦を4勝2敗と勝ち越した。6試合で5発とアーチを量産し、打線をけん引した柳田。そんな絶好調の主砲に、指揮官は「投手からすると嫌です!」と、最高の褒め言葉で敬意を表していた。