【FIFAワールドカップ】1次リーグH組、韓国は初戦(24日)でウルグアイと対戦し、0―0のスコアレスドローとなった。

 アルゼンチンに勝ったサウジアラビア、ドイツに勝った日本に続けとばかりに強豪ウルグアイ打破を目指した韓国。1日欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのマルセイユ(フランス)戦で顔面を骨折した韓国のエースFW孫興民(ソン・フンミン、トットナム)は、黒いフェースガードを着用して先発出場した。

 先に決定機を迎えたのはウルグアイ。前半19分、FWフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)が後方からのロングパスをコントロールしシュート。しかしこれは枠を外してしまう。韓国も前半35分、右からのグラウンダーのクロスをFW黄義助(ファン・ウィジョ、オリンピアコス)がゴール前中央でフリーで受け、ダイレクトでシュートを放ったが、バーを越えてしまう。前半44分、ウルグアイはバルベルデのクロスをDFディエゴ・ゴディン(ベレス・サルスフィエルド)が頭で合わせるもポスト直撃。両国とも決定力を欠いたまま、0―0で前半を折り返した。

 後半11分、孫が後方からカセレスに激しいチャージを受け倒され靴が脱げる場面もあった。一進一退の攻防が続き、終了間際に孫がミドルシュートを放つが枠をとらえず。両国とも無得点で勝ち点1を分けた。

 韓国メディア「OSEN」は孫を「奇跡の仮面男」と表現し、回復力の高さを称賛した。また「スターニュース」は「孫はマスクを着用してフル出場を果たした。出場が難しいという恐怖を払拭する奇跡と、マスクを付けてピッチ内を走りまわる闘志は、韓国のみならず世界中のサッカーファンを感動させるのに十分だった」「マスクを着用しながらも爆発的なスピードと威圧的な個人技を持っていた。マスクを着用すると視界が狭くなるなど通常のプレーが難しくなるが、孫は全力疾走を繰り返し、空中で存在感を示した」とほめたたえた。

 韓国は次戦(28日)でガーナと対戦する。