第97回高校野球選抜大会の第1日第2試合が18日に甲子園で行われ、花巻東(岩手)は米子松蔭(鳥取)を10―2で下した。佐々木洋監督(49)は、「本当にできすぎだったと思います。こんなに打つと思っていなかったので。選手が頑張ってくれました」と冷静に振り返った。

 序盤から打線が爆発した。初回一死一、二塁から赤間(2年)の適時二塁打で先制。さらには高橋(3年)が犠飛、山崎(3年)も適時二塁打で続いてこの回一挙3点を奪った。勢いに乗った花巻東ナインは猛攻を止めず。3回にも二死一、三塁から6番・山崎、7番・森下(3年)の連打で3点を追加するなど、終わってみれば14安打10得点だった。

 先発したエース右腕・金野も初回から2四球を与えるなど制球が乱れる場面もあったが、7回120球を投げて1失点に抑えた。指揮官も「立ち上がり緊張してるのかなと感じましたが、まとめながら投げてくれたと思います」とうなずいた。

 一方で、この日は同校OBのドジャース・大谷翔平投手(30)が、カブス戦(東京ドーム)に「1番・DH」で出場する。ナインは「世界一のプレーヤー。ゴミ拾いをしたり、練習するひたむきな姿を見てああいう選手になりたいですし、尊敬しています」、「同じ日に試合があるのは何かのご縁。僕たちも勝ったので大谷選手も頑張ってほしいです」とエールを送っていた。