第97回選抜高校野球大会第9日(26日)の準々決勝第1試合は春連覇を狙う健大高崎(群馬)が花巻東(岩手)を9―1と投打に圧倒し、4強進出を決めた。8回に剛腕の石垣元気(3年)がマウンドに立つと、選抜大会最速となる155キロをマーク。春夏通じて甲子園最速タイに並んだ。
先発の山田(3年)が5回を4安打1失点と好投。5回から島田(3年)とつなぎ、8点リードで迎えた8回に3番手としてエース右腕が登場した。いきなり山崎(3年)に対して153キロで球場をどよめかせ、続く高間木(3年)、新田(3年)に対して4球続けて155キロをマーク。9回にも最後の打者の千葉(3年)をこの日、5球目の155キロで三振に仕留めた。石垣は2イニングを1安打無失点、3奪三振で試合を締めくくった。
「今日は出る感じがした。いつもより指にボールがかかっていた。1球目でスピードが出ていたんでいけるかな、と。うれしい気持ちがあったけど、気にせずに自分の投球をした。選抜が決まってからそこはずっとねらっていた。(まっすぐは)自分の生命線と思う」と胸を張った。大会前に左わき腹を痛めたが「状態は100%」。リリーフ登板が続くが、プロ注目右腕の凄さを見せつけた。
これまでの選抜最速は2008年の宇治山田商・平生卓也、2012年の大阪桐蔭・藤浪晋太郎がマークした153キロ。夏は2007年の仙台育英・佐藤由規、2013年の済美・安楽智大の155キロだった。
打線は初回から得意の足をからめて2点を先制すると、中盤にも得点を重ね、8回には長短打で4点を追加。16安打、4犠打と花巻東投手陣を次々と粉砕していった。目標まであと2勝。剛腕は「みんな打ってくれたし、楽しかった。2連覇しかねらっていない。決勝進出できるように頑張りたい。球速? まだまだ出ると思います」と胸を張った。


プロバイダならOCN















