角田裕毅(24)の緊急昇格が注目を集めるF1レッドブルで〝内紛〟がぼっ発したと物議を醸している。
今季のレッドブルは、リアム・ローソンの大不振で開幕からわずか2戦で更迭し、姉妹チーム・レーシングブルズに降格させる異例の人事を発動。代わりに角田が緊急昇格を果たした。ただ、マシンの戦闘力はなかなか上向かず、バーレーン・グランプリ(GP)ではフリー走行や予選でなかなか仕上がらず、肝心の決勝でもエースのマックス・フェルスタッペンが6位、角田が9位に入るのがやっと。今季のタイトル獲得に早くも暗雲が垂れ込めている。
そうしたゴタゴタの苦境もあり、ついにチーム内で一触即発の事態が起きた。英スポーツ専門放送局「スカイ」は「レッドブルは、フェルスタッペンのマネジャーとチーム間の緊張が高まる中で、協議を開催」と緊急事態を伝えた。
いったい何があったのか。「フェルスタッペンのマネジャーであるレイモンド・ベルミューレンが、ガレージでマルコに怒鳴っている姿が見られた」。レース後にエースの側近が、チームの重鎮であるヘルムート・マルコ博士に激高して詰め寄る場面が目撃されたのだ。
苦境に追い込まれている強豪で内紛ぼっ発――。「チーム代表のクリスチャン・ホーナー、テクニカルディレクターのピエール・ワシェ、チーフエンジニアのポール・モナハン、マルコがパドックで話し合いを行っていた」と、こうした事態を受けて緊急会議が開催されたという。
同局は「レッドブルのマルコは、フェルスタッペンのマネジャーがレース後に怒りを爆発させたことを受けて、バーレーンGPでのチームのパフォーマンスを〝ただごとではない〟と表現した」と指摘。マルコ博士は深刻な様子でこう吐露したという。
「非常に憂慮すべき状況だ。競争力がないことは承知している。今後のレースではパーツが投入されるだろうし、それが改善をもたらしてくれることを期待している」とマルコ博士。さらに「多くの問題を抱えている」と言葉を絞り出した。
普段は強気のホーナー代表も「チームにとって悪い週末だった。レースのスタートから何もかもがうまくいかなかった」と危機的状況を明かした。
フェルスタッペンを巡っては、かねてアストンマーティンやメルセデスなど他チームへの移籍が取りざたされている。去就問題がくすぶる中での内紛となれば、レッドブルでさらに緊張感が高まりそうだ。


プロバイダならOCN















