日本ハムは14日、本拠地(エスコン)でオリックスと対戦し5―9で逆転負け。引き分けを挟んだ連勝は「5」で止まった。

 先発・北山が初回にオリックス打線につかまった。

 四球と安打でいきなり無死一、三塁のピンチを背負うと、続く紅林の内野ゴロの間に先制点を献上。中川の犠飛で追加点を許し初回だけで2点を失った。

 2回以降は走者を出しながらも要所を締める投球で4回まで得点を与えなかった。だが、5回1死三塁から紅林の右前適時打で3点目を与えると、この回で降板。結局5回7安打3失点と不満の残る内容に終わった。

 一方打線は3点リードされた5回に万波、石井の連打などで一死一、三塁の好機を作ると、続く水野の右前適時打で2点差に。直後の二死満塁ではレイエスが相手先発・宮城から2点中前適時打を放ち同点に追いついた。

 さらに7回二死二塁ではレイエスがこの回からマウンドに上がった2番手・古田島から左翼席中段への8号2ラン。この試合で初めてリードを奪った。

 だが、直後の8回に救援陣が総崩れ。河野が2四球で降板すると、5番手・福谷も押し出し四球を与え1点差に。さらに二死満塁からは斎藤が広岡に痛恨の満塁弾を浴びこの回一挙5失点でオリックスに突き放された。

 まさかの逆転負けに試合後の新庄剛志監督(53)は意気消沈かと思いきや「モーレ(レイエス)の一発で試合を決めたかったですけどね」と淡々。

「今日の試合はもう先頭の四球が全てだったかな。初回も含めて。しかし、広岡君、あんだけ完璧なホームラン。すごい音でしたね」と相手とはいえ8回に逆転満塁弾を放ったオリックスの広岡の一打をたたえた。

 また9回に4番・野村を途中交代させたことに関しては「最後の打席で左脇腹に違和感が出て」と説明。「明日、ちょっと様子を見て判断したいなと思います」と当日の状況を見ながら出場可否を検討することを明かした。

 15日のオリックス戦は今季初登板となるプロ2年目左腕・細野が先発予定だが、指揮官は「二軍でずっと(細野とバッテリーを)組んでいたから」と急きょ、2年目捕手・進藤を緊急昇格させる方針を示唆した。ただ、15日の試合もデーゲームのため進藤が二軍の鎌ケ谷から試合開始前までに本拠地に到着できない可能性もあるため「もし飛行機(のチケット)が取れなかった場合は呼べないかもしれないけど…。まあヘリ(ヘリコプター移動)でね。ヘリは冗談だけど、お願いJALさん、ANAさん(笑い)。エコノミーでいいから。まあ俺だったらエコノミーなら…断るけどね(笑い)」。

 最後は周囲を爆笑させながら気持ちを切り替え、次戦に備えていた。