新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」14日後楽園大会のAブロック公式戦で、藤田晃生(22)が高橋ヒロム(35)を撃破し開幕2連勝を飾った。

 史上最年少優勝を狙う藤田が、3連覇を含む過去4度の優勝を誇るヒロムを超えてみせた。序盤から怒とうの猛攻にさらされた藤田は、雪崩式TIME BOMBⅠ・Ⅴを浴びると強烈な打撃のラッシュにさらされた。さらにヒロムちゃんボンバーからTIME BOMBを狙われたが、これを何とか回避するとAbandоn Hоpeをさく裂し反撃に転じた。

 新必殺技のThrill Ride(変型DDT)は防がれるも、投げ捨てジャーマンで主導権は渡さずに2度目のトライ。これを回避されると名も無きヒロムロールを狙われた。それでも藤田はこれを切り抜けると、前方回転エビ固めの要領から強引にヒロムをアルゼンチン式背骨折りに担ぎ上げ、ついにThrill Rideがさく裂。渾身の一撃で3カウントを奪った。

 大歓声を背にマイクを握った藤田は「俺がデビューして初めにプロレスの痛さ、怖さ、厳しさを教えてくれたのが高橋ヒロムだった。さんざんペイバックだの下克上だの新世代だの言ってきたけどな、アンタに勝てたことが今までの人生の中で一番うれしいぞ。あんたがあの時与えてくれた厳しさ、痛さがあるからこそ今の俺がある。ありがとうございましたヒロムさん」と感謝の言葉。「でも今日のメインイベント、勝ったのは俺だ! 俺が必ず優勝する。ザ・マイティ・ドント・ニール」と勝ち誇った。

「新時代がどうとか他のヤツが言ってるけどな、関係ねえよ。俺がその景色を見せてやるよ。言葉じゃねえぞ、テメエら見とけ、いいか。俺が見せてやるから楽しみにしておけ。必ず俺が優勝する」。絶好のスタートを切ったジュニアの新星が、BOSJの歴史に新たな1ページを刻む。