ドジャース・大谷翔平投手(30)らが野球の本場で活躍する中、さらなる逸材の発掘へMLB関係者が目の色を変えている。例えば15日のDeNA―阪神戦(横浜スタジアム)の注目株とは――。
NPB球団を視察するMLB関係者が真っ先に名前を挙げたのは、阪神・森下翔太外野手(24)だ。今季は開幕から新たに4番を務め、チームをけん引。打率3割2分4厘、6本塁打、25打点と好調を維持している。
中でも米球界関係者をうならせるのが「打球速度」だ。「これは明確です。すでにMLBでプレーできる数値を出しています。本人の意思、その時の阪神のチーム状況にもよるでしょうが(ポスティング移籍容認となれば)手を挙げるチームは複数あるでしょう」と分析した。
記憶に新しいのは、3月15日に東京ドームで行われたカブスとのプレシーズンゲームだ。森下が初回の第1打席で放った遊ゴロの打球速度は「115・7マイル(約186・2キロ)」を計測。同戦の両チーム最速で、今季のMLB全体では16位に相当する。ちなみに大谷は「117・9マイル(189・7キロ)」だ。
MLBでは投打の1球ごとの数値が「スタットキャスト」で解析され、公式サイトの「Baseball Savant」で公表されている。打者であれば打球速度に限らず角度や飛距離などが可視化され、東京シリーズで記録した森下のデータも米球界に知れ渡っている。
さらに、前出のメジャー関係者が挙げたのはDeNA・度会隆輝外野手(22)だった。「2023年のドラフトで中日、DeNA、ロッテが1位で重複入札した事実。野性的というか、新庄(日本ハム監督)の現役時代をほうふつとさせる『何か』を持ってるイメージがあるね」と高評価だ。
森下も度会もまだまだのびしろがある若き逸材。やや気が早い話ではあるが、着実に成長していけば近い将来、海を渡る可能性は十分ありそうだ。


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