阪神・佐藤輝明内野手が5日の日本ハム戦(エスコン)で2戦連発となる16号ソロをマーク。テレビ解説者としてこの一戦を見守った岡田彰布前監督(現オーナー付顧問)は「なんでストレートを投げないのかなあ」と日本ハムバッテリーの配球に苦言を呈した。

 8回に先頭打者として打席に入った佐藤輝はカウント0―1からの甘く入ったスライダーを見逃すことなく一閃。打った瞬間それと分かる弾道で、白球はスタンド中段にまで到達した。

 セ・本塁打王レースを独走する規格外男のプロ通算100号を「今は(ポイントを)前で捌けているから変化球は一番いいポイントで打てているんですよ。変化球ばっかり打ってるから、だんだんポイントも良くなっていく」と岡田前監督も称賛。だが、話題の矛先は徐々に相手バッテリーの〝甘さを欠いた〟配球へ向かっていく。

「全然厳しいボールを投げないですよね。なんでやろね。50試合くらい消化して12球団(の主な主力打者で)デッドボール0は佐藤輝だけですよ。俺が相手監督だったら厳しいコースに直球を? そら投げさせます。去年までみんな厳しい攻めをしてたじゃないですか。今年はしないんですよね」

 昨季まで多く見られたインコースへの厳しい直球攻めが減ったと指摘した岡田前監督の舌鋒は鋭くなる一方。「各球団(佐藤輝への配球を)変えるかなと思ったけどあんまり変えないよね」と指摘し「真っすぐを投げないよね。怖いのかな。ホント不思議よね。何かあるのかなあ?」と首を傾げた。