23日の新日本プロレス東京・町田市立総合体育館大会「G1クライマックス」Aブロック公式戦で、IWGPインターコンチネンタル王者の棚橋弘至(40)は永田裕志(49)を下して2勝目。G1通算勝利を「66」に伸ばし、天山広吉(46)の持つ記録に並んだ。

 最後のG1に燃えるミスターを迎え撃った棚橋は白目式腕固め、雪崩式エクスプロイダーと怒とうの猛攻を受ける。それでもバックドロップホールドだけは阻止して、エルボーと張り手の応酬からスリングブレイドで主導権を奪い返した。

 粘る永田は再度雪崩式エクスプロイダーを狙うが、棚橋はこれをヘッドバットで撃墜。ハイフライアタックからハイフライフローにつなぎ「新日本のエース」の座を競った両雄による最後のG1公式戦を制してみせた。

 試合後は「他の選手にとっての永田裕志と、俺にとっての永田裕志はやっぱり違うっていうのを今日、再確認しました」と感慨深げ。キャリアの中でも大きく意味を持つであろう1勝を加え、G1通算勝利もタイ記録となった。「記録という記録は全部取るよ」と力強く宣言したIC王者が、G1制覇に向け勢いをつけた。