新日本プロレス27日新潟・長岡大会「G1クライマックス」Bブロック公式戦で、IWGP・USヘビー級王者のケニー・オメガ(33)がマイケル・エルガン(30)に敗れ初黒星を喫した。

 開幕から3連勝で連覇へ突き進んでいた前年度覇者が、怪力男に沈められた。過去4度の戦いで2勝2敗のライバル同士の一戦は、互いに一歩も引かない大激闘となった。雪崩式スプラッシュマウンテンをフランケンシュタイナーで切り返したケニーは、ダブルアーム式パイルドライバーからVトリガー、リバースフランケンと驚異的な身体能力で猛攻に出る。

 ところがエルガンボムをまともに食らって反撃を許すと、エルガンが「アイドル」と尊敬する故スティーブ・ウィリアムスさんをほうふつとさせるデンジャラスバックドロップ2連発でマットに真っ逆さま。さらにこれまたエルガンが敬愛する小橋建太の必殺技・バーニングハンマーで突き刺され、3カウントを奪われてしまった。

 全勝で並走してきたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)がこの日も勝利を収めたため、この敗戦でケニーはブロック突破争いから一歩後退。とはいえオカダとは直接対決を最終公式戦(8月12日、両国)で残しており、逆転のチャンスはまだ十分にある。「これでエルガンとは2勝3敗か。いいさ、今日はお前の勝ちだ。だけどこのトーナメントを制するのは俺だ。それだけは譲らない」と、連覇への闘志は衰えてはいなかった。