「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(30日、さいたまスーパーアリーナ)で、“キック界の神童”那須川天心(18)が才賀紀左衛門(28)に予告通り1R1分36秒で圧勝した。

 1Rがキックボクシングルール、2RがMMA(総合格闘技)ルールの「RIZIN MIX特別ルール」(5分2R)が採用されたが、那須川は戦前から「1R5分いらないかな。しっかりKOしたい」と宣言。その言葉通り序盤から積極的に攻めると、開始早々右、左と強烈なパンチを連続で顔面に叩き込んでダウンを奪い、そのままKO勝利を収めた。

 衝撃の96秒殺で才賀の妻・あびる優に叫び声を上げる間すら与えなかった神童は「正直最初はやりづらかったですけど、やるからには倒す、ぶっ飛ばすつもりで戦いました。どんどん強い相手と戦って上を目指していきます!」と叫んだ。

 那須川の話「あっという間だったが、倒し方的にはいい勝ち方、テレビ向けのKOができたかと思います。昔からお世話になっていた先輩で、少しやりづらいものはありましたが、リングに上がったらやるかやられるかなので、倒すことだけ考えました。さっき控え室で(才賀と)少し話したんですけど、不思議な感じでした。『お前は強い。これからも格闘技を盛り上げてくれ』と言われました」