全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(40)が3日、八方ふさがりの状況に陥った。

「ドン底というか、大スランプというか。打開するにはどうすりゃいいんだろうな、ハア…」。この日の東京・新木場大会前、すっかり落ち込んだ表情の諏訪魔がいた。

 今夏は邪道・大仁田厚(59)との電流爆破デスマッチ(7月16日、横浜)で始まった。勝利を決めて幸先のいいスタートを切ったように見えたが、翌17日の後楽園ホール大会では3冠ヘビー級王者・石川修司(41)に挑戦するも敗戦。ここから負のスパイラルにはまってしまった。

 同30日の大阪大会では暴走ユニット「エボリューション」の盟友ジョー・ドーリング(35)が離反。さらには希望かなって27日両国国技館大会では新日本プロレス・小島聡(46)との一騎打ちが決まったものの、その小島は「G1クライマックス」で6戦全敗中だ。さすがの暴走男も「俺を悩ませる種の一つだよ」とショックを隠せなかった。

 災難はプライベートでも続いた。7月下旬には気分転換のため神奈川・湘南海岸にドライブに出掛けたが、駐車する際にバンパーを自損。数十万円の修理費がかかった。「一連の原因? 分からねえ。ここまで続くと、休業も考えないといけないかな」と話すほど精神的に追い込まれている。

 8月最初の試合となったこの日は、同門の佐藤光留(37)とグラップリングルールで対戦。激しい攻防の末、万力肩固めで勝利するも、さらなる悲劇が待っていた。「一生バイバイ!」と佐藤にまで暴走軍離脱を表明されたのだ。予想外の展開に無言で会場を後にした諏訪魔。“不作の夏”を迎えた男に突破口はあるのか…。