新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は11日両国国技館大会でAブロック最終公式戦を迎え、内藤哲也(35)がIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至(40)との首位対決を制し優勝決定戦(13日、両国)進出を決めた。

 ともに6勝2敗、勝ち点12の首位タイで迎えた最終公式戦は、勝者が優勝決定戦に進む大一番。内藤は6月大阪城ホール大会で屈辱のギブアップを喫したテキサスクローバーホールドに長時間捕らえられてしまい苦戦を強いられる。

 それでも執念でロープブレークに逃れると、リバーススイングDDTで反撃に転じる。直後のデスティーノを阻止されてツイスト&シャウト(ネックスクリュー)3連発を浴びながらも、棚橋のスリングブレイドにカウンターのデスティーノがついに炸裂。最後はとどめの正調デスティーノが決まって、激闘に終止符を打った。

 これで内藤は4年ぶりのG1制覇に王手をかけた。一方のBブロックは最終公式戦を残しIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)と、勝ち点1差で追うIWGP・USヘビー級ケニー・オメガ(33)の2人に絞られている。12日両国大会の直接対決の結果で、内藤の決勝戦の相手が決まる戦況だ。

 試合後は「皆様の予想通りの結果でしょ? 他の選手には申し訳ないけど、皆様の予想通りになっちゃったね。このG1は優勝しないと意味がないからね。会場を見れば分かるでしょ。皆様は俺の優勝を待ち望んでますよ」と不敵にニヤリ。止まらないロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン旋風を率いる内藤が、頂点まであと一つだ。