「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(30日、さいたまスーパーアリーナ)で、元レスリング世界女王・山本美憂(42)はキャシー・ロブ(26=米国)に判定3―0で勝利し、MMA3戦目で待望の初勝利を挙げた。

 昨年9月のデビュー戦、2戦目の大みそか決戦も一本負け。必勝を期した美憂はいきなり相手をコーナーに押し込む。ボディーへのパンチからテークダウンを狙うが、逆にロブが引き込んで三角絞め。これを強引に外すと、そのまま上から鉄ついを打ち下ろした。

 今度は下から腕十字を狙われたが、これをパスしてヒザ爆弾で逆襲だ。ペースを握ったまま迎えた2R、いきなり相手を振り回してグラウンドへ。ヒザ蹴りからマウントポジションに入った。ここは決めきれなかったものの、スタンドとなって鮮やかなタックルでテークダウンに成功した。

 勝負の3R、左パンチを放って相手をぐらつかせた。さらに、タックルが3度決まって押せ押せムード。グラウンドでも相手を終始コントロールし、そのままタイムアップとなって完勝を収めた。

 美憂はリング上で「皆さんの応援にやっと応えられました。今回勝って、トーナメントに出場します!」と、女子スーパーアトム級トーナメント(10月15日、マリンメッセ福岡で開幕)出場を宣言。さらにはデビュー戦で敗れたRENA(26)へのリベンジも予告して、さらなる躍進を誓った。