30日のGIIIクイーンステークス(札幌芝1800メートル)で北の大地を盛り上げたGI馬2頭の対決は明暗がくっきりと分かれた。

 アエロリットを抑えて単オッズ2・4倍の1番人気に支持されたアドマイヤリードにとって「恐れていた展開になった」と須貝調教師。3番手以降の馬群はあまりバラけず、終始外々を回る形になり6着。「12頭以上(の競馬)で後ろからは難しかった。4角で外を回らされたし、前の馬も止まらなかった」とルメールも不運な外枠と展開にお手上げの様子。「広い競馬場のほうがいい。残念だけど、次は楽しみ」(同騎手)。戦前から指摘された小回りへの適性不足が出た結果か。

「内に入れるところがなかった。ほかの馬よりかなりの距離を走らされた」とルメールと同意見の須貝調教師だが、ロスの多い競馬にせよ、しまいの伸びが物足りなかったことに「あれを見ると距離もあるのかな?」とも。次走は様子を見て決めるようだが、巻き返しを期す一戦はどの距離、どの競馬場になるのか…。陣営にとって思案することの多い敗戦になってしまったようだ。