【新馬勝ち2歳総点検(日曜7月30日=札幌)】芝1800メートルは日本ダービー馬レイデオロの全弟レイエンダが期待に応えた。道中は最後方を追走。新馬らしい落ち着いた流れでも4角手前まで慌てることなく運び、軽く気合をつけられた程度で差し切ってみせた。

 少頭数のスローだけに勝ち時計は1分51秒4にとどまったが、余力残しでレースのそれを0秒8上回る上がり34秒5でまとめ、他とは一線を画す脚力を存分に見せた。

 しまい脚を伸ばす先につながる勝ち方に「いい練習になった」とルメールは笑顔。同時に「クラシックに行ける。来年のチャンピオンになれる」と早くもダービーを意識する発言も。

 一方で「兄(レイデオロ)もそうだったが、ハミをかむところがある」とは藤沢和調教師。確かにレース前半は、やや行きたがる危うさを見せており、そのあたりが今後の課題となろうが、この血統を知り尽くした厩舎であれば問題はあるまい。まずはクラシックに向けて好発進と評価していいだろう。