【エルムS(日曜=13日、札幌ダート1700メートル)得ダネ情報】大沼Sが4馬身、マリーンSは5馬身差の圧勝。GIIIエルムSは今夏の北海道シリーズで完全に覚醒したテイエムジンソクの圧倒的な人気が予想される。そんな中、函館得ダネ班が推してきたのは前走2桁着順で、久々の一戦でもあるロンドンタウン。テイエムジンソクとはまさに対照的な状況にも見える馬が狙い目となる理由とは!?

 平安Sは高速ダートの京都にしては珍しくレースの上がり3ハロンが38秒0も要する消耗戦に…。息の入らない流れの中、中団からマクって5連勝を決めたグレイトパールにはGI級の評価を与えていい。一方でロンドンタウンはその次元の違う強さを見せた勝ち馬の仕掛けに合わせ、外を回って進出。これでは直線でガス欠しての12着惨敗も致し方なしだろう。

 2着は最後方から追走したクリソライト、3、4着(マイネルバイカ、ピオネロ)も仕掛けを待った組。ちなみに先行して5着に粘ったケイティブレイブは次走で帝王賞を制した実力派だ。要はロンドンタウンも仕掛けのタイミングをもうワンテンポ遅らせていれば、結果は違ったものになっていたはずなのだ。

「勝ち馬と一緒に早めに動いた分、止まった感じ。それに詰めて使っていた疲れもあったかな。脚のむくみやすい馬だけど、放牧を挟んでいいリフレッシュができたので、今はその心配もない」と巻き返しへ手応えを感じている古川厩務員はこう言葉を続けた。

「2走前のアンタレスS(2着)の時のように、直線までじっくりと構えて運んだ方が、この馬の持ち味は生きると思うんだよね。切れる脚がないように言われているけど、実はいい脚を使えるんですよ」

 確かに積み重ねてきた中央の勝利は全て上がり最速をマークしての鮮やかな差し切り劇。末脚勝負に徹した方が能力を最大限に発揮できるとの見立ても当然だろう。対照的に圧倒的人気を集めるテイエムジンソクは早めの競馬で押し切るタイプ。ロンドンタウンの良さを生かす乗り方をすれば、展開がハマる可能性も大いにあるわけだ。

 前走惨敗&休養明けと一見厳しいように見えるが、実は一変の快走が期待できる条件が揃っている。