巨人・山口俊投手(30)が泥酔暴行疑惑で当面の起用自粛となった問題は古巣のDeNAにも波紋を広げた。18日のヤクルト戦(横浜)は先発ウィーランドが8回3安打無失点の好投で1―0で勝利。だが舞台裏では昨年のエースの乱行が話題となった。

 DeNAの投手の一人は「山口さんは酒グセが悪かった。自分も飲むけど人にも酒を飲ませる。11日は山口さんの誕生日だったし飲み過ぎたのでは」とかつての経験から分析した。また別のナインは「球団に(トラブルを)報告してなかったみたいだけど、隠そうとしてもいつかバレる。先に自分から報告した方が良かったと思う。時間は戻せないしウチを離れた選手。自分たちがどうこうできる話ではない」と突き放した。

 もっとも球団内には同情の声も。「巨人では外様ということもあり、結果を出さなければというストレスが大きかったのでは。2戦連続でKOされていたし、もともとハートはそんなに強くない選手。ただウチにいた時も納会やバッテリー会でよく酔っ払いはしていたけど、暴力事件までは起こしていない」と巨人へのFA移籍が今回の遠因では、との見方を示した。

 フロントの一人は「現在、ウチの選手じゃなくて良かった。酔って暴れるというのは子供たちに対して悪影響もある。所属の選手がそういうトラブルを起こせば、ファンに対し申し訳ないし、何らかの処分を下さないといけない」と火の粉が降りかからなかったことに胸をなで下ろしていた。