好調も長く続かない。巨人が23日のDeNA戦に6―8でサヨナラ負け。同点の9回に6番手・高木勇が筒香に痛恨の2ランを浴びた。3位DeNAとは5ゲーム差で借金5。Aクラス入りが遠ざかるばかりか、グラウンド外では泥酔暴行疑惑の山口俊投手(30)の余波を巡り、新たな懸念材料が浮上している。

 渦中のFA右腕は球団の指示で練習を自粛しているため、この日も公の場に姿を見せることはなかった。ただ、警視庁も捜査に動く“事件”を引き起こしたことで、チーム内の怒りは静まる気配もない。それどころか、球団内部では山口俊の残した爪痕による“風評被害”の拡大が懸念され始めた。球団関係者が嘆く。

「今後もFAでジャイアンツに移籍した選手が結果を出せない状況に陥ったときに、ネット上などでプライベート上のあら探しをされた上に『山口俊2世』『どすこい2世』など不名誉なネーミングを与えられ、ずっと苦しめられることになってしまうかもしれない。そうなれば球団にとってもイメージダウンにつながる。そこは正直、かなり心配なところだ」

 球団側としては同じ過ちを犯さないよう、FAのみならずドラフトやトレードで加入する選手への徹底的な“身体検査”が必要になってくる。酒癖も調査対象になることだろう。獲る側ばかりでなく、新加入する側にとっても面倒なことになってきそうだ。