中日が不振のヤクルトにおびえている。

 ヤクルトは22日の阪神戦で連敗を14でストップ。しかし、翌23日の阪神戦では零封負けするなど本調子には程遠い。25日から神宮球場で対戦する中日にとっては稼ぎどきの相手と言えそうだが、チーム内のムードはむしろ大警戒だ。

 26日に先発予定の大野は「(ヤクルトが調子が良くないことは)意識しない。山田、バレンティンとしっかり打てる打者がいるので気を抜くことはない」と口元を引き締める。チーム関係者も「悪いチーム状態がそこまで続くことはない。ヤクルトもそろそろ上がってくるころなんじゃないか。ウチはヤクルトとそういうめぐり合わせになることが多い。山田なんか打ちだすころのような気がする」と気が気ではない。真夏の神宮球場は屋内のナゴヤドームを本拠地とする中日にとってはここ数年の鬼門となっているだけになおさらだ。

 特に25日に先発する吉見は神宮球場を苦手にしている。2012年に13勝4敗、防御率1.75の好成績を残した年ですら、神宮球場では2戦2敗、防御率6.75。昨季も2試合に先発したが、0勝1敗、防御率7.36と苦手を克服できていない。大野にとっても神宮球場は過去に打ち込まれて試合中に名古屋に“強制送還”されるなど苦い思い出の地。

 いくら最下位・ヤクルトでも中日は「神宮で快勝!」というイメージはなかなかできないようだ。