ロッテが28日の西武戦(ZOZOマリン)に4—5で逆転負け。先発の涌井秀章(31)は右太もも裏がつりながら7回途中まで2失点の好投を見せたが、後続の投手陣がリードを守りきれなかった。

 伊東勤監督(54)は「後味の悪い試合だった」とぶぜん。指摘したのは4—3の9回だ。寝違えて登板回避した守護神の内竜也(32)に代わって登板した大谷智久(32)がいきなり四球、続く打者に安打で無死一、二塁のピンチを招いた。

 岡田雅利捕手(28)の犠打を捕った一塁の大嶺翔太内野手(25)が三塁に送球。三塁塁審は「アウト」をコールをしたが、その後、判定を覆して「セーフ」とした。指揮官はすぐさま猛抗議したが、判定は変わらず無死満塁。

 この場面はバントを警戒して「外せ」のサイン。しかし、大谷はストライクを投げ、打者がバントを成功したため、三塁・中村奨吾(25)は戻りきれず、足は三塁についていなかった。

 伊東監督は「(最後まで)はっきりと見て確認してセーフならセーフと言えばいいのに、自分(審判)がアウトと思って一度コールしているわけですからね。ああいう大事なところでミスジャッジというか、足はついてなかったかもしれないですけど、結果的にミスですよね」と厳しい表情。

 この場面について責任審判の西本欣司一塁塁審は「当該審判は(三塁手の)足が離れていたので、覆さざるを得なかったと。それだけです」を繰り返した。指揮官は「あのへんも、もうちょっと勉強してもらいたいですよね」と最後まで納得いかない様子だった。