【ニューヨーク28日(日本時間29日)発】ヤンキースの田中将大投手(28)はこの日、本拠地でのレイズ戦に7月3日(日本時間4日)以来4試合ぶりの白星を期して先発登板した。田中は今季のレイズ戦に敵地で2度登板して、いずれも早い回にKOされた。開幕戦が2回2/3で7失点。5月20日(同21日)が3回6失点だった。ヤ軍のジラルディ監督はこの日の試合前会見で、好投へのキーポイントを指摘。「カギとなる球はスライダーとスプリット。前2回はこれらの球を含め、すべての球種が良くなかった。成功を収めるには、スライダーとスプリットの切れと制球が大切」と語った。 ヤ軍は前日まで4連勝中で、最近7試合は6勝1敗。この間に負けたのは田中が先発した試合だけとあって、右腕としてはチームの好調の波に乗りレイズに借りを返したいところ。 立ち上がりは万全のピッチング。スミスをインローへのスライダーで、ディカーソンをスプリットで、ロンゴリアをアウトローへのスライダーで、3者連続の空振り三振に切り捨てた。 直後にガードナーの先頭打者本塁打で1点の援護をもらうと、2回もデューダをスプリット、ソーザをスライダーで5者連続空振り三振。ミラーを一ゴロに打ち取った。 続く3回も2三振を奪って3者凡退。どうやら指揮官の指摘したスライダーとスプリットはキレキレのようで、4回も三振、一ゴロ、一邪飛とパーフェクトピッチングを続けた。 4回に飛び出したジャッジの左越え33号ソロで2―0としてもらうと、5回も右飛、三振、中飛。 だが、6回二死からエチャバリアに中前へこの試合初安打を許してしまう。7回二死からデューダにソロを被弾したが、後続を抑えた。 田中は8回まで109球を投げ2安打1失点、メジャー自己最多の14奪三振をマークし、8勝目(9敗)を挙げた。チームは8回裏にも1点を加点し、6―1と快勝した。