【イリノイ州シカゴ発】カブスの上原浩治投手(42)は1日(日本時間2日)、ブルペンコーチらを相手に40メートルほどの遠投を行ったあと、バッテリー間の距離ではスプリットを重点的に、カット系のボール、ストレートの投球練習を精力的に行い、ダイヤモンドバックス戦に備えた。カブスはトレード期限だった前日に、タイガースから中継ぎ左腕のウィルソンと捕手・アビラを獲得。これに伴い、中継ぎ右腕のグリムと新人捕手のカラティニを傘下マイナー3Aアイオワに降格させた。一連のトレード劇は上原にとって人ごとではなかった。

 ブルペン陣を補強すれば、誰かがマイナー降格か移籍、あるいは戦力外となる。上原は「実際そうですよね。年寄りなので、一番首を切りやすいわけやし、そういうのも自覚している」と話していた。それだけに「だから内容なんかどうだっていい。とにかく結果。結果が全ての世界ですから」と闘志を燃やす。

 マドン監督は試合前会見で、ウィルソンが加わったブルペン陣について「いい名前ばかりが揃っている」と自信を見せ、「ストロップも、コージもベターになっている。懸念しているのは、彼らが(シーズン終盤に向けて)疲弊してしまうこと」と、抑えのデービス以外は引き続き、柔軟に起用していく考えを示した。上原は「崖っ縁感は変わらないでしょ。これからは、敗戦処理もやらないとね」と、覚悟を決めている様子だった。