守護神の喝が届くか。ソフトバンクが1日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に延長12回の総力戦の末、4―5でサヨナラ負け。連勝は4で止まった。そんななか、試合後に人一倍熱くなっていたのが、ロメロにサヨナラ弾を浴びた守護神のデニス・サファテ(36)だ。「先発がこれだけ早いイニングで降りたら、僕ら救援陣にツケが回ってくる。先発を信じて使うのも一つだと思う。先発投手にはもっと感じ取ってほしい」と強い口調でまくし立てた。

 今季のソフトバンクは先発投手が短いイニングで降りるシーンが目立っている。7月は15勝5敗と大きく勝ち越したが、先発陣は平均すると6イニングを投げていない。そのしわ寄せはリリーフ陣が担ってきた。

 登板数でいえば勝ちパターン3人がパ・リーグのトップ5入り。岩崎は49試合で1位、森が46試合で2位、サファテが43試合で5位タイといった具合だ。守護神は「言われたところで投げるのが仕事」とも話すが、このままのペースではパンクしかねないと危機感を感じているのだろう。

 サファテが先発陣の投球イニング不足問題を口にするのは今回が初めてではない。7月1日に復帰してからの3試合で最長が6回だった千賀には「野球は6回で終わりじゃないぞ」と直接ゲキを飛ばしていた。

 その千賀は前回7月29日の登板で「長く投げないとデニス(サファテ)に言われちゃうので」と7月中では先発陣最長となる8回を投げている。勝負の8、9月で失速しないためにも、ここはサファテの言う通り、先発陣が奮起するしかない。