【カリフォルニア州サンフランシスコ9日(日本時間10日)発】カブスは8日(同9日)のジャイアンツ戦で首の右側付け根に張りを訴えてわずか6球で緊急降板した上原浩治投手(42)を10日間の故障者リスト(DL)に入れ、傘下マイナー3Aアイオワから中継ぎ右腕のグリムを昇格させたと発表した。

 上原は8日のジャイアンツ戦で2―4の7回に2番手で登板したが、思うようにストライクが入らず、先頭打者に四球を与え、続くサンドバルに中前打されたところでマドン監督がマウンドへ。状態を確認すると降板となった。試合後、右腕は「せっかくの追い上げモードの時に申し訳ない」と話し、自身の状態について「(その後も)全然、投げられたけど、ちょっと(首が)おかしいというのは1人目の時に分かった」と明かした。「そんなに深刻には考えていないし、大丈夫だと思う」と軽症としていた。

 マドン監督はジャイアンツとのデーゲーム前、上原と話し合いDL入りを決めた。上原について「(1イニングで)20〜25球を要する投手ではないのに、(昨夜の投球は)明らかに1球目からおかしかった」と、強制的に降板させた理由を説明。そしてこう続けた。「9月、10月をどう戦っていくかを見据える上でも、我々はコージを正しい方向に導いていかなくてはならない。我々が今、彼に望んでいるのは2日ほどしっかり休養を取ってもらい、そこからカムバックに向けて動いてもらうこと。そして残りシーズンをいい状態で戦ってもらいたい」。依然として経験豊富な右腕に大きな期待を寄せていることを強調した。