【カリフォルニア州ロサンゼルス発】ドジャースの前田健太投手(29)は8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、5回を1本塁打を含む4安打1失点。勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が7回に逆転を許して11勝目を逃した。初回、二塁打と四球でいきなり無死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を打ち取り4回まで無失点。5回にアイアネッタに一発を浴びて失点したが、試合はつくった。

 一夜明けた9日(同10日)、地元紙はチームが逆転負けをしたこともあり、前田については触れる程度だった。ロサンゼルス・タイムズ紙は「ダルビッシュ有を獲得し、ただでさえ危うくなっていたポストシーズンの先発ローテーションが奪われそうな前田健太だが、ダルビッシュ獲得以来2戦連続で好調な先発登板を見せた」とまずまずの評価。

 CBSスポーツ(電子版)は「(故障者リストから)カーショーが戻ってきたら誰かがローテーションからはみ出るわけだが、長いイニングを投げられていないながらも、この日本の右腕は『それは自分ではない』と言えるだけの有力な投球を見せている」と“合格点”だ。厳しい状況は続くが、1試合ずつ白星とともに信頼も積み重ねていく。