【U―18候補戦士の素顔】日大山形(山形)を延長12回の末、6―3で破り2回戦に駒を進めた明徳義塾(高知)をけん引するのがU―18日本代表候補の西浦颯大(はやと)外野手(3年)だ。この試合も2安打1盗塁、12回には華麗なスライディングキャッチを見せるなど走攻守三拍子揃う。

 プロも注目する超高校級のプレーは「鋼の肉体」から生み出されている。「現在の体脂肪率は5%ですが、以前は4%でした。腹筋は8つに割れています。クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)に負けないかもしれませんね」と胸を張る。「小さいころから格闘技が好きでK―1の魔裟斗選手に憧れてトレーニングを始めました。習慣みたいな感じで筋トレは毎日やっています。体のキレやスピードだったり、スイングスピードや飛距離も増しました。体を鍛えたからこそ、周りから評価していただいているようなプレーにつながっていると思います」という。

“義務感”がないことが進化する秘訣だ。「好きでやっているので苦じゃないです。どんどんいい体になるのがうれしいですし、全身を鏡で見ながら理想の体形を作るのは楽しいです。魔裟斗選手がそうだったように、人から憧れを持ってもらえるような体が理想です」。肉体美への欲求、野球にも生きる肉体強化への意欲はさらに増すばかりだ。

 今大会の目標は「優勝。個人的にはもう一度、ここで豪快なホームランを打ちたい」と腕をぶす。最終メンバー入りを目指すU―18についても「(2014年の)U―15の経験を生かして、緊張せず落ち着いてプレーできればチームに貢献できる」と意気込む。鍛え上げた肉体も大きなアピール材料になりそうだ。