清宮世代のライバル物語が幕開けだ。ヤクルトのドラフト1位・村上宗隆捕手(17=九州学院)が“清宮超え”を誓った。

 村上は都内のヤクルトホールで行われた新入団選手発表会に登場。約500人のファンが見守る中、背番号55のユニホーム姿を披露し「自分の打撃を見てほしい」とアピールした。

 高校通算52本塁打のスラッガーはプロ入りを機に捕手から三塁手に転向する。小川監督は「打撃を生かすために守備位置は重要。出場機会(の多さ)が成長していくための一つの要素になる」と村上の持ち味の長打力に大きな期待を寄せる。

 そんな村上は同じ年で日本ハムへ入団した清宮について「今の自分と比較したら、自分が勝っているところはあまり見当たらない。これから『これだけは勝っている』と言えるような技術を身につけていきたい」と謙虚に話した。

 九州学院は年に数回、早実と練習試合を行っていたこともあって「(清宮と)力の差もあった」と認める。これにヤクルト関係者は「今すぐ勝たなくていいし、勝つ必要もない。プロでいずれ清宮を超える選手になってくれれば」とゲキを飛ばす。

 村上は「プロではスタートラインは同じ。強い意識で“村上世代”と言わせられるような選手になれるように、まずは一から頑張りたい」と力を込めた。今季、球団ワースト記録を更新する96敗を喫したヤクルトの救世主になり、清宮超えを果たすつもりだ。