日本ハムからFAでオリックス入りした増井浩俊投手(33)の入団会見が7日、大阪市内の球団事務所で行われた。最大で4年総額12億円の大型契約を結び、背番号17のユニホーム姿を披露した右腕は「常に全力でやりたい。キャリアハイを目指す。40セーブが目標」と意気込んだ。昨年はチーム事情から先発を任されることもあったが「ただイニングを稼ぐために投げている感じがして打者との勝負に集中できなかった。勝負するならリリーバーの方が楽しい」と言い、新天地ではクローザーに専念する。

 オリックスは今季まで抑えを務めた平野が海外FA権を行使して米大リーグ移籍が有力となっている。新守護神の誕生には現場だけでなく、球団内にも「イケメンだし、シュッとしててウチのイメージにピッタリ」と歓迎ムードが漂う。営業部ではさっそく増井を「マグロ作戦」で売り出そうとの計画が浮上しているほどだ。

 出身地の静岡・焼津市はマグロの水揚げ量が全国1位。増井は練習用のグラブにマグロの刺しゅうを入れるなど焼津市をアピールしていたが、日本ハム時代は思うように“マグロキャラ”は浸透せず、マグログラブの使用もやめてしまった経緯がある。

 そこで営業部は「マグロでいきましょう。大漁旗をモチーフにしたグッズを作るのも面白い。どんどんアイデアを出していきたい」とバックアップを約束。増井も「日本ハムのときはそんな展開にならなかった。僕が頑張れば地元もアピールできる。考えてもらえるならありがたい。お願いします」と期待を寄せる。新守護神は「マグロ男」として1996年以来のリーグVまで休まず泳ぎきるつもりだ。