【英サウスポート21日(日本時間22日)発】「全英オープン」2日目(ロイヤルバークデールGC=パー70)、首位タイでスタートのジョーダン・スピース(23=米国)が69をマークし、6アンダーで単独首位に躍り出た。一方、松山英樹(25=LEXUS)を除く日本勢は揃って予選落ちと厳しい現実を突きつけられた。

 世界ランク3位のスピースが快調に首位を走っている。最大の見せ場は15番パー5だった。

 3Wで2オンに成功すると、イーグルパットは6メートル。スライスラインを読み切ると、カップインする前に右手でガッツポーズを作った。

「2打目は3Iのつもりだったが、ライを見て3Wに変えた。賢明な選択だった」と自画自賛のイーグルだった。

 厳しいコンディションに初日のボギーなしから一転、4つのボギーを叩いたが、1イーグル、3バーディーでスコアを伸ばした。

「マスターズ」「全米オープン」を制して臨んだ2年前はプレーオフに1打届かず4位。惜しくもメジャー3連勝を逃した。昨年の「マスターズ」では最終日に崩れて、逆転負けを喫するなど、その後はメジャータイトルに縁がなかったが、ここに来て大きなチャンスが巡ってきた。

 最大の武器はパッティング。16番は3パットのボギーとしたものの、2日目は25パットでまとめた。「パットの感触はすごくいい。マスターズで勝った時もこんなに良くはなかった」。10番パー4ではチップインでパーをセーブするなど、小技も冴えている。

「メジャーの優勝争いをすれば、誰だって緊張する。それを理解し、楽しむことができれば、堅実なラウンドができるだろう」。自信にあふれる今週のスピースが崩れることはなさそうだ。