【英国サウスポート23日(日本時間24日)発】「全英オープン」最終日(ロイヤルバークデールGC=パー70)、初日から首位のジョーダン・スピース(23=米国)が12アンダーでメジャー3勝目を挙げた。

 異次元の勝負強さを見せたスピースが一昨年の「マスターズ」「全米オープン」に続くメジャー制覇で、生涯グランドスラムに王手をかけた。

 2位に3打差をつけて迎えた最終日は序盤から苦しい展開。出だし4ホールで3ボギーを叩くなど前半でマット・クーチャー(39=米国)に並ばれた。

 13番パー4では第1打を大きく右に曲げ、アンプレヤブルを宣言。3打目は隣の練習場からとなった。万事休すかと思われたが、ここをなんとかボギーでしのぐと、逆転を許したにもかかわらず「逆に勢いがついた」。

 続く14番パー3のバーディーですぐに追いつくと、15番パー5では16メートルのイーグルパット、16番パー4では8メートルのバーディーパットを沈め、ガッツポーズを連発。さらに17番パー5もバーディーとして勝負を決めた。

 終盤でパッティングの名手の本領を発揮したスピースは「全英で勝つのは夢だった。次はグランドスラムを狙いたい」と早くも「全米プロ」に向けて意欲的だ。27日で24歳。タイガー・ウッズ(41=同)の最年少生涯グランドスラム(24歳206日)を更新するチャンスも残されている。