【英国・セントアンドリューズ1日(日本時間2日)発】女子ゴルフの今季メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」(キングスバーンGL)開幕を2日後に控えたこの日、宮里藍(32=サントリー)の父、優さん(71)がコース内で倒れて救急搬送された。

 1日はプロアマ戦が行われ、藍のコーチでもある優さんはプレーに付き添ってチェックしていたが、その途中で倒れて救急車で運ばれた。

 詳しい症状などは不明だが、倒れた後も周囲の問いかけには反応しており、関係者は「命に別条はなさそう」と述べた。

 この事態に藍もプロアマ戦を途中で切り上げて、病院へ付き添った。

 藍は2004年のこの大会が海外メジャー初出場。このときは予選落ちだったが、その後、09年に3位になるなど、メジャーの中でも得意とする大会。直前の「スコットランド女子オープン」で今季最高の13位に食い込み上り調子だけに、上位争いが期待される。

 今季限りでの引退を表明し、これが最後の「全英」となるだけに、優さんも元気になって開幕を迎えてほしいものだ。

 予選ラウンドはポーラ・クリーマー(30=米国)、田仁智(22=韓国)と同組で、3日午前7時58分(日本時間午後3時58分)に第1ラウンドを開始する。

 米ツアーからは今季1勝の野村敏京(24)に加え、上原彩子(33=モスバーガー)が直前の予選会で出場権を獲得した。

 日本ツアーからは現在賞金ランキング2位の鈴木愛(23=セールスフォース)を筆頭に堀琴音(21=東芝)、西山ゆかり(35=アマダHD)、川岸史果(22=加賀電子)と年齢、プレースタイルともバラエティーに富んだ4人が参戦する。

 鈴木を除く3人はキム・ハヌル(28=韓国)、上田桃子(31=かんぽ生命)ら、賞金ランク上位に辞退者が出たことによる繰り上がりでの出場。巡ってきたチャンスを生かし、飛躍のきっかけとしたい。