プロゴルファーの丸山茂樹(48=セガサミーHD)が23日、都内でゴルフ初心者、初級者の小学生を対象にした自身のジュニアファンデーションのクリスマスイベントを開催。「ベースボール・グリップ」にゴルフ人生をかける決意を明かした。

 今年2月に長年痛みに悩まされていた左手親指の付け根を手術。復活に向けて選択したのは、野球のバットのようにクラブを握ることだった。

 ゴルフでは通常、左手親指はシャフトに添えて、右手で包み込むようにグリップする。だが手術によって日常生活には支障がなくなったものの、ゴルフクラブを振ることによる遠心力と、インパクトの衝撃に対しては「痛くて普通のグリップができない」。

 そのため、スイングのスピードが遅くて衝撃の少ないアプローチ以外は、野球式にクラブを持って打つことにした。

 男子プロの使うドライバーの重さは300グラム台。1キロ近い野球のバットを振るための握り方の方がパワフルにも感じるが、まだ慣れない動きのためか飛距離は「ドライバーで270ヤード飛べばいい方」と落ち、方向性も悪くなったという。

 それでも再来年9月に50歳となり、シニアツアー参戦の資格を得ることを見据え「ずっと(解説者として)マイクを持つのか。(選手として)クラブを持てるのか」の分かれ道となる覚悟で、年明けから本格的な練習に取り組むという。

 イベントでは、ゴルフの楽しさを知ってもらうために盛り上げ役に徹し「日本はジュニアの育成や援助が海外に比べて遅れている。自分の理想としていることをやるために、もっと多くの協力を得られるように頑張っていきたい」と話した。