柔道世界選手権(8〜9月、ハンガリー)男子100キロ超級代表の原沢久喜(25=日本中央競馬会)が16日フランス・ウルガット国際合宿のため、羽田空港から出発した。

 合宿にはリオ五輪金メダルのテディ・リネール(28=フランス)も参加する見込み。世界選手権でリオ五輪決勝のリベンジを狙う原沢は「できるなら何回も(乱取りを)やって、相手のクセとかつかんで帰ってきたい。どれだけ研究材料として持って帰れるか」と意気込んだ。

 リネールとは6月に都内で行われた合宿でも5〜6回、稽古でぶつかった。「リネール選手も100%の状態ではなかった」と万全ではなかったが、攻略に向けての糸口をつかんだ。「なんとなく、こうするとこうやってくるとかイメージは湧いている。より体に染み込ませたい」。敵地でリネール対策を完成させる計画だ。

 全日本男子の井上康生監督(39)は「必ず世界選手権で大きな壁を乗り越えられるようにしたい」と期待を膨らませる。原沢は絶対王者の牙城にどこまで迫れるか。