柔道男子代表が23日、約1週間のフランス・ウルガット国際合宿を終えて羽田空港に帰国した。

 合宿には100キロ超級で五輪2大会連続金メダルのテディ・リネール(28=フランス)も参加。世界選手権(8〜9月、ハンガリー)での“リネール超え”を誓う原沢久喜(25=日本中央競馬会)と王子谷剛志(25=旭化成)が乱取りで挑んだ。

 リオ五輪決勝のリベンジを狙う原沢は、リネールとの6本の乱取りの中で「だいぶリネール選手の厳しい組み手に慣れてきた。だいぶ感覚もつかめた」と攻略の糸口をつかんだ様子。一方、王子谷も3本、胸を借り「どういう感じで組み立ててくるのか、だいたい把握した」と手応えをつかみ、包囲網を固めた。

 リネールもまだまだ本調子ではなく、乱取りは組み手中心で探り合いの状態だったというが、日本勢にとっては貴重な時間となった。

 全日本男子の井上康生監督(39)は「それぞれがそれぞれのスタイルに合わせて課題を持てた」と話し、残り1か月で絶対王者対策を完成させるつもりだ。