花嫁姿でも、戦闘意欲は十分だ。2020年東京五輪開幕まで3年となった24日、レスリングの吉田沙保里(34=至学館大職)は都内のホテルで「明治プロビオヨーグルトR―1」の新CM発表会に出席した。

 純白のウエディングドレスで新郎の俳優・大森南朋(45)と登場。金びょうぶの前で「さおりん」「なおくん」と呼び合う2人が「僕たちの門出を祝ってもらい、ありがとうございます」(大森)、「夢だった純白のウエディングドレスを着ることができた。すてきな人と巡り合え、幸せいっぱいです」(吉田)と真顔であいさつした。これはもちろん夫婦という設定の新CMの“延長戦”。吉田の新婦姿は初めてではなく、以前にも、日本レスリング協会・栄和人強化本部長(57)の結婚式後に親友である怜那夫人におねだりし、真っ赤なウエディングドレスを着せてもらったことがある。独身時代にウエディングドレスを着ると婚期が遅れるというジンクスに「赤に白、2度も着たら(実生活では)ヤバイかもしれない」とおびえつつも、予行演習を満喫した。

 それでも東京五輪について聞かれると、表情は“レスラー”に変身だ。現在は選手兼コーチとして後輩の指導にも力を入れているが、現役選手としての野望は消えていない。「今も東京五輪の話題が出るとすぐに反応する自分がいる。まだ選手として意識があるんだなと思う。4回出させてもらっているが、5回目ができるなら出て、ヤワラちゃん(谷亮子元参院議員)の記録に挑戦したい」と柔道女子の谷氏が持つ5大会連続メダルという新たな目標を掲げた。

 これまでもあらゆる望みをかなえてきた強運女王。この日同様、ウエディングドレスで東京五輪メダル獲得を意気込む姿が現実になるかもしれない。