総合格闘技(MMA)イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(30日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する女子格闘技界の新星・KINGレイナ(21)が24日、女子プロレスラーの世志琥(23=シードリング)に“出頭”を命じた。韓国MMAで活躍する世志琥をコキ下ろすと、まさかの直接対決も視野に。異色の女子頂上対決は実現するのか? 風雲急を告げてきた。

 レイナはこの日、都内で練習を公開。「KINGフック」と命名したオーバーフックの威力は圧巻で、サンドバッグに貼り付けた30日の相手、レイディー・タパ(34=トンガ)の写真パネルを破壊した。「ムカつくんで壊した。(タパは)『ひざまずかせる』とか言ってたけど、こっちがひざまずかせてやる。私は誰よりもパフォーマンス力があるし、ファンの人たちに応えられる自信がある」とふてぶてしく言い放った。

 若い世代で格闘界を盛り上げたい気持ちが強く、その“センター”を譲るつもりはない。ただし気になる存在が一人いる。テレビ番組でからんだことがある世志琥だ。「初見ではケンカっぽかったのに、2回目は飴を渡してきた。コイツ何もの?って。不思議な人」

 さっそく韓国のMMAイベント「ROAD FC」でチュン・ソンユ(28=韓国)相手に2連勝した映像を見たという。だがその感想は辛辣だ。「ルールを守れねえヤツだなって。いくら初心者とはいえ、髪の毛はつかまないだろって。あと同じ相手とよく2回もやる気になるなって思う」

 さらにストリートファイトがバックボーンという点について「アホだなって思う。その時点で格闘家として終わり。格闘家だからこそ、人には優しく、動物には優しくでしょ」と、素顔は女子力抜群の乙女である自らの姿と比較して糾弾。「試合をやったら普通に私が勝っちゃう。やりたいならオファーくれれば。RIZIN、DEEPに来ていただければ私はいつでも」と呼びかけた。

 昨年1月に世志琥にオファーを出したことがあるDEEPの佐伯繁代表(48)は「世志琥選手も韓国のスターになったのでカネはかかりそうだけど、『ROAD FC』を含めて話ができれば。どこかで頂上対決を実現させたい」と友好関係にある同イベントと交渉に入る用意はある。「KINGVSヤンキー娘」の行方に注目だ。