東京五輪の新種目となり、柔道世界選手権(8〜9月、ハンガリー)で初開催される男女混合団体戦の代表に選ばれた女子78キロ超級の素根輝(17=福岡・南筑高)は金鷲旗初優勝の経験を武器にする。

 23日に行われた夙川学院高との決勝では先鋒の詩に4人抜きされたが、素根が5人抜きで大逆転。1人でも引き分けたらその時点で敗戦が決まるギリギリの攻防を制し「技を早く仕掛けたり、しっかり技を決めたりするところは世界選手権で生かしていきたい」と腕をぶした。

 詩とは同期とあって普段は仲が良く、合宿でも常に行動をともにしている。「東京五輪は2人で出たい」との夢も持つだけに、3年後につながる大舞台に気合も入る。

 父や兄の影響で小1から柔道を始め、翌年から週5回の筋力トレーニングを欠かさない。「重量級に通用する担ぎ技と誰にも負けないパワーをつけたい」と残り1か月で怪力にますます磨きをかけるつもりだ。