【英国・ロンドン7日(日本時間8日)発】陸上の世界選手権第4日、男子200メートル予選でサニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)、リオデジャネイロ五輪代表の飯塚翔太(26=ミズノ)はともに9日(日本時間10日未明)の準決勝に進んだ。1組のサニブラウンは苦しみながら20秒52で2着。7組の飯塚は20秒58で4着だったが、上位選手2人が失格となって2着に繰り上がった。

 飯塚がラッキーな形で準決勝に駒を進めた。最終7組、まずまずのスタートを切ったがコーナーでスピードに乗れず、上位3人の競り合いから遅れて4着でゴール。20秒58のタイムは準決勝進出の条件となる「各組上位3着+タイム上位4人」から漏れて敗退と思われた。

 だが、トップでゴールしたアーロン・ブラウン(25=カナダ)と3位に入ったクラレンス・ムニャイ(19=南アフリカ)がレーンを踏み越す走路違反で失格。これにより、飯塚が2位に繰り上がった。リオ五輪の400メートルリレーでは2走として銀メダル獲得に貢献したスプリンターは「運があるのかな。チャンスをもらえたので、あとは頑張るしかない。無駄にしないでやりたい」と個人種目での上位進出に向けて意気込んだ。