21日にフランス・パリで開幕するレスリングの世界選手権に向けて、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)が「女子は全階級でメダルを狙い、そのうち金メダルは4つを取りたい。男子は各スタイルで1つずつメダルを取れれば」と目標を掲げた。

 今大会は昨年のリオデジャネイロ五輪後に男女各全8階級で行われる初の世界選手権で、2020年東京五輪に向けた第一歩になる。栄強化本部長は「(リオ)五輪で金メダルを取った川井(梨紗子)と土性(沙羅)は、目標は金メダルしか考えられない」と金メダリストに猛ゲキ。五輪で金3個、銀1個の女王・吉田沙保里(34=至学館大職)と同階級で、後継者として名高い53キロ級代表の向田真優(20=至学館大)については「今は、私は(吉田ではなく)向田に100%力を注いでいる。吉田が復帰を決意しても、どっちが(東京五輪に)出ても、金メダルを取れるようになれば。今回も向田が金メダルを取れるようにしたい」と力を込めた。

 今大会が現行階級で行われる最後の世界選手権。東京五輪に向け、日本女子の強さ健在をアピールしたいところだ。