レスリングの全日本選手権3日目(22日、東京・駒沢体育館)男子フリー97キロ級で、新日本プロレスの永田裕志(49)が監督を務めるブシロードの山口剛(28)が、2年ぶり5度目の優勝。「新たに東京五輪を目指してサポートしてもらえ、トレーニングをしてきた。結果を出して、支えてくれた方々に恩返しができてよかった」と笑顔を見せた。

 出場予定だった2016年リオ五輪世界最終予選直前に右太もも裏を負傷し出場を断念。その後に競技から離れたが、永田監督に「このままじゃ終われないだろ」とハッパをかけられ復帰を決意。早々に結果を出した。自身の試合もありながら、丸2日間山口を鼓舞し続けた永田監督も「まずはほっとしたよ。よかった」と安堵の表情だ。

 今後は重量級の強豪が揃うジョージアへの海外遠征も希望。この日は元レスリング世界選手権代表で、前夜に新日プロ若手の登竜門「ヤングライオン杯」で全勝優勝した北村克哉(32)も駆けつけ、3人でポーズを決めた。山口は「北村さんが優勝してすごく刺激になりました。今後も一緒に頑張りたい」と切磋琢磨することを誓った。