レスリングの全日本選手権最終日(23日、駒沢体育館)、女子50キロ級準決勝で、今年の世界選手権女子48キロ級金メダルの須崎優衣(18=安部学院高)が入江ゆき(25=自衛隊)に0―10のテクニカルフォールで敗れた。先制点を奪われると、自分から攻撃を仕掛けても相手に崩され得点を許すなどし、残り12秒で規定の得点差がついた。

 須崎は「本当に練習が足りなかったと思う。気持ちは勝つと思っていたが、相手のうまさが上手だった。自分のレスリングがまったくできないまま、前と同じ負け方をしてしまった」と涙を見せた。

 2015年大会決勝でも入江と対戦しテクニカルフォール負け。その後は快進撃が続き世界女王にまで上り詰めたが、再び悪夢に襲われ「次に対戦するときは絶対に勝てるよう、一から頑張りたい」と必死に前を向いた。