ドイツ遠征を終えたJ1FC東京が23日、小平グラウンドで練習を再開した。

 リーグ戦では10位と低迷しているが、J1の中断期間に唯一、欧州へ“武者修行”。18日にFW宇佐美貴史(25)が所属するアウクスブルク、19日には元FC東京のFW武藤嘉紀(25)がプレーするマインツと続けて対戦した。結果は連敗だったが、イレブンはアウェーで培った経験を浮上の起爆剤にする構えだ。

 元日本代表DF太田宏介(30)は「宇佐美にしろヨッチ(武藤)にしろ、ああいうところでやっているのはスゴイ。オレらもこのままじゃマズイと感じたし、向こうに行って分かった課題もある。後半戦は引っ張っていきたい」と欧州組の奮闘を目の当たりにして闘争心に火がついた様子。MF橋本拳人(23)も「なかなか向こうで試合をできる機会もないし、(武藤には)激しいポジション争いやサッカーに対する姿勢とか、質問ばかりした」と有意義な時間を過ごした。

 大きな収穫を得た一方で不安な面も。FW永井謙佑(28)が「時差ボケがまだまだ大変。2時間くらいで起きたり…」と漏らすように、多くの選手が長距離移動による疲労と時差ボケで体調維持に四苦八苦。ドイツの涼しい気候から日本の猛暑へ戻った環境の変化も疲労を倍増させている。

 FC東京はリーグ再開前の26日にルヴァンカッププレーオフの広島戦(味スタ)も控える過密日程だけに少々心配だ。