スペイン1部バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマール(25)の移籍騒動が最終局面を迎えた。フランス1部パリ・サンジェルマンへの移籍が浮上する中、スペイン紙「スポルト」(30日付)は、設定されている契約解除金2億2200万ユーロ(約288億6000万円)をめぐって、すでにクラブ間交渉が行われたと報じた。

 同紙によると、パリSG幹部のジャン・クロード・ブラン氏がバルセロナと電話でコンタクトを取り、移籍金の支払い方法などについて、話し合いを持ったという。フランスの税法上、契約解除に伴う「違約金」の名目で支払うと、新たに1億ユーロ(約130億円)もの納税義務が発生するため、パリSG側は「移籍金」として扱うように求めたと見られる。

 すでにフランスの一部メディアは、パリSGがネイマールと合意し、新加入するのは確実な状況と報道。その一方、バルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長(54)は、あくまで残留を望みつつも「契約解除金さえ支払えば退団は可能」と、移籍容認とも取れる発言をするなど諦めムードも漂い始めている。

 ネイマールは沈黙したままだが、近日中に正式発表との情報も飛び交っている。実現すれば、2016年夏にユベントス(イタリア)からマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に移ったフランス代表MFポール・ポグバ(24)の移籍金1億1000万ユーロ(約131億円)を大きく超える史上最高額となる。

 すでに各メディアでは、ネイマールは年俸3000万ユーロ(約39億円)の5年契約、代理人を務める父は4000万ユーロ(約52億円)の報酬を得ると伝えているが、果たして「世紀のビッグディール」は実現するのか。