フランス1部パリ・サンジェルマンが、フランス代表FWキリアン・エムバペ(21)との契約延長交渉でいきなりつまずいた。

 フランス紙「レキップ」によると、パリSGは2022年6月まで契約を残すエムバペ側とチームのスポーツディレクターを務める元ブラジル代表のレオナルド氏(51)が会って契約延長交渉スタートさせたという。さらに記事は、年俸などの金銭条件の話し合いには至らず、エムバペ側はクラブが今後に向けてどのようなビジョンを持っているのか知りたがっていると伝えた。

 パリSGが、新型コロナウイルスなどの影響で財政難に陥っている状況で、チャンピオンズリーグ(CL)優勝などを狙えるチームづくりをしていくか問いただしかったようだ。昨季はCL決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に敗れ、エムバペはリベンジを誓っているだけに、ビッグタイトルを狙えないクラブなら残留の選択肢はないわけだ。

 契約延長交渉の雲行きが怪しくなればなるほど、かねて移籍が報じられているスペイン1部レアル・マドリードをはじめ、イングランドプレミアリーグのリバプール、イタリア1部ユベントスなどビッグクラブ移籍が現実味を帯びてきそうだ。