9日の甲子園で初戦突破した岩手県代表・盛岡大付属高校の3年、岩渕寿史選手(青森市・造道中出身)は、仲間たちの活躍をスタンドから見守った。中学時代から190センチ近い長身で、球速134キロを中2でマークした期待の投手−のはずだった。中2で故障した右肩は当初、全治6カ月と言われていた。「あすには治る」。そう信じ続け、高校入学後は甲子園のマウンドを夢見てきたが、間に合わなかった。今はトレーナーとして選手を全力でサポートする。【写真説明】スタンドから声援を送る岩渕選手(盛岡大付)=9日、阪神甲子園球場